大谷石の特徴、規格サイズの販売は大谷の石屋マルオカ

株式会社マルオカ

  • menu
  • お問い合わせ
  • 文字サイズ
  • 大
  • 中
  • 小

028-665-0567 028-665-0567

大谷石の特長・規格サイズ

大谷石の特長

石でありながらあたたかみと柔らかさのある風合いがユニークな栃木県の名産石材。

谷石は、栃木県宇都宮大谷町付近一帯で採掘される宇都宮市特産の軽石凝灰岩の一種。大谷石の歴史は古く縄文時代から人々に使用されてきました。柔らかく加工がしやすいため、基礎石、擁壁、土留め、石塀、敷石、タイル、ブロックなどの建築材として広い用途で使用されています。他の石と比べ、ぬくもりを感じさせる美しい風合いが特長的で、高級建築物等に使用されることも。最近では、大谷石の風合いが高いリラックス作用をもつことから、癒し効果を演出する健康建材としても注目されております。大谷石のタイルはカフェや飲食店、商業施設などの建築材として使用できます。大谷石のコースターは大谷の観光地で人気が高く、お土産品や名入れをして記念品としても使用されています。

大谷石のことが分かる!大谷石の特長と歴史

まず初めに大谷石(おおやいし)と読みます。「おおたにいし」と読んでしまいそうですね。大谷石と聞くとどのようなイメージがあるでしょうか。古くから様々な用途で使用されてきた大谷石は、聞く人によって全く異なる…

大谷石の種類「細目」「中目」「荒目」とは

  • 細目(さいめ)

    大谷石の値段はミソのサイズで決まり、ミソが小さいほど上品な仕上がりになります。ミソが小さい石を細目大谷石と呼び、特にミソが小さい細目は特上品(1等品)と呼びます。細目は経年変化で色がグレー~淡い黄色に色が変わります。
    細目大谷石のデメリットは水に摩擦や凍害の影響を受けやすいため、使用する場所についてはご相談ください。吸水抑制、表層強化のコーティング等も推奨しております。
    【用途】石塀、内装壁のタイル、門柱、彫刻、コースターなど。

  • 中目(ちゅうめ)

    ミソが大小含まれていて、淡い黄色~茶色に色が変わり大谷石らしい風合いです。大きいミソが含まれず、石の強度、値段のバランスがよくコスパに優れた大谷石です。大谷石の中で摩擦や凍害に強いため、外壁や玄関床、庭の敷石に中目を推奨しております。
    使用環境によって色の変化が出やすい石目になりますが、コーティングで色合いを統一させたり、ミソの抜けを防いだりすることができます。
    【用途】石塀、敷石、内外装壁のタイル、門柱、土留め、ピザ窯、彫刻など幅広く可能。

  • 荒目(あらめ)

    ミソが大きい傾向があり、青い鉱物が多く点在しているのが特徴的です。経年変化で色は淡い黄色~茶色に色が変わり大谷石らしい風合いです。中目大谷石同様に摩擦や凍害にも強く、耐熱性に優れます。ミソが大きいため石厚150mmでの使用を推奨しております。
    鉱物が硬いため、加工時に欠け割れに繋がるデメリットがありますので使用には注意が必要です。値段は安いですが中目大谷石のアウトレット品(並品、2等品)の方が値段は下がります。
    【用途】石塀、敷石、土留め、擁壁、ピザ窯など

※ミソ・・・大谷石の特徴である斑点状の茶色い模様。経年変化で抜け落ちるミソと抜け落ちないミソがあります。
※写真はイメージです。詳細につきましてはご相談ください。
※大谷石の種類や区別、値段は販売業者によって異なる場合があります。
※天然石のため、採掘時期(採掘エリア)によって品質は上下します。

失敗しない大谷石の選び方

大谷石の塀や貼り石を見ると、同じ大谷石でも白っぽいものからこげ茶色の石がありますよね。またミソがほとんど無い石もあればミソが抜けて大きな空洞ができている大谷石もあります。一口に大谷石と言っても実は色合いやミソの大…

大谷石規格一覧 石塀・敷石・土留め向け【チェーン挽き】

銘柄 標準寸法
厚さ×巾×長さ(単位:mm)
備考欄
五六石(ごろく) 150×180×900 石塀の笠木、根石
五七石(ごしち) 150×210×900 石塀の笠木、根石
五八石(ごはち) 150×240×900 石塀の笠木、根石
二寸板(にすんいた) 60×300×900 敷石で使用
三十石(さんとお) 90×300×900 敷石で使用
四十石(よんとお) 120×300×900 石塀や敷石など
五十石(ごとお) 150×300×900 石塀や車が通る敷石など
六十石(ろくとお) 180×300×900 石塀の根石や石蔵。
七十石(ななとお) 210×300×900
尺八石(しゃくはち) 240×300×900
尺角石(しゃっかく) 300×300×900 標準規格の最大サイズ。
※原石 約320×350×950 原石から各商品に加工いたします。
  • ▲チェーン挽き

  • ▲五十大谷石(細目)

  • ▲五十大谷石(中目)

  • ▲五十大谷石(荒目)

チェーン挽きとは超硬合金を取り付けたチェンソーと丸ノコで石を切削する加工方法です。 上記規格サイズを効率よく量産できるため値段を安く制作することができます。特にチェーン挽き加工は石塀(ブロック塀)の加工に特化しており、コンクリートブロック塀のように鉄筋補強などにも対応いたします。チェーンソーで加工するため、仕上げ面と裏面に薄いチェーン模様が残るのが特徴です。
デメリットは加工時に欠けが発生する場合があることと、加工精度が少し落ちるため目地が必須の加工方法になります。また規格サイズから大きくサイズが変わると値段が割高になります。(150×300×909などであれば問題ございません)

大谷石規格一覧 壁材(タイル)・敷石【ダイヤ挽き】

板材:標準寸法 /厚さ×巾×長さ(単位:mm)
20×300×900 30×300×900 40×300×900 50×300×900 60×300×900
20×300×600 30×300×600 40×300×600 50×300×600 60×300×600
20×300×450 30×300×450 40×300×450 50×300×450 60×300×450
20×300×300 30×300×300 40×300×300 50×300×300 60×300×300
20×300×150 30×300×150 40×300×150 50×300×150 60×300×150
  • ▲ダイヤ挽き(コーピン)

  • ▲細目ダイヤ挽き(30×300×900)

  • ▲中目ダイヤ挽き(30×300×300)

  • ▲中目ダイヤ挽き(30×300×600)

ダイヤ挽き仕上げとはダイヤモンドブレードで大谷石をスライスしたフラットな仕上がりで、大谷石の模様が美しく表現できます。角欠けが少なく加工精度が高いため、大谷石のタイルで多く採用されております。加工機の名称からコーピン仕上げと表記する場合もございます。

弊社ダイヤ挽き仕上げは、加工時のノコ目跡が残らないように仕上げ面を磨き加工しております。間接照明や夕日に照らされても、ノコ目跡が浮き出ことがございませんので安心してお使いいただけます。

ダイヤ挽き仕上げは規格サイズごとに細かく値段を設定しております。上記サイズ以外でも300×300×900まで規格サイズとして制作可能です。オーダーカットにも対応しておりますのでご相談ください。

ダイヤ挽きオーダーカット

規格サイズ以外でも1mm単位でオーダーサイズにて制作いたします。最大サイズは300×300×900(単位:mm)までになります。上記サイズを超える場合でも対応可能ですが、ご注文ごとに特注で採掘からの対応になるため値段が高くなります。

表面加工

  • ▲チェーン挽き

  • ▲ダイヤ挽き(コーピン)

  • ▲ビシャン

  • ▲割肌

ご注意事項

配送に関して

ご注文いただいた大谷石の本数や枚数が少量の場合は運送会社による宅配便でお届け致します。

宅配便の場合、商品到着後フォークリフト降し、もしくはお客様による手降しをお願い致します。※塀材の場合重量がございますので、ご注意願います。(五十材で約75kg)

お客様による荷卸しが困難、荷卸しする間トラックの駐車ができない場合は運送会社営業所止めとなります。

フォークリフトが無い、手降しが困難の場合はユニック車のチャーター便利用で荷卸しが可能となりますが配送料+チャーター料がかかり高額になります。

本数、枚数が多い場合は弊社8tユニック車、もしくは運送会社のチャーター便でお届け致します。

※石代の他にパレット代、梱包費が別途かかります。

大谷石性質上の注意点

大谷石の取り扱いには最新の注意を払っておりますが、塀材の加工(チェーン挽き)の際に多少の欠けや割れが生じます(参考写真1)。

角にミソがある場合、ミソが抜け落ちて欠けたようにみえます(参考写真2)。

熟練の職人が制作にあたりますが、加工の際に若干の欠けや割れが生じる場合がございます(参考写真3)。

  • ▲参考写真1

  • ▲参考写真2

  • ▲参考写真3

石の変色について

大谷石は青→白→茶と経年変化で色が変わります。
採石されたばかりの大谷石は水分を含んでおり、エメラルドグリーンのような色をしていますが、石が乾燥するにつれて白色に変わり、最終的に大谷石に含まれる鉄分が作用し茶色に変色します。

稀に色の変化が大きい石があり、大谷では石が焼けると言います。
今までの実績から色の変化が穏やかで焼けが起こりにくい石目、一度焼けても色が冷める石を取り扱っておりますが、自然石のため発生する場合がございます。
これらは大谷石の特性上防ぐことが難しいため返品の対象外とさせていただきます。

ブロック塀の補修、修復用石材について

サイズ、形状、石の種類が分かるように図面や写真をEメールかFAXで送信してください。 Eメールの場合は一度お問い合わせフォームからご連絡していただき、弊社からの返信メールに写真を添付して送信願います。

ビシャン仕上げの場合は必ず写真を送ってください。特に指定が無い場合は関東ビシャンで製作いたします。

笠石の形状は加工場ごとに異なります。同一形状を希望する場合は笠石のサンプルを弊社まで発送願います。FAXもしくはEメールで図面を送っていただいても結構です。

商品や価格のお問い合わせの際は以下の項目を分かる範囲で結構ですのでお知らせください。

石の形状
板材、塀材、角門柱など。Eメールでお問い合わせ後、弊社より返信メールを送信いたします。参考写真や図面等ございましたら返信メールに添付し再度送信願います。
石のサイズ
30×300×900など。複雑な形状の場合は図面や簡単な手書きの図を上記(1)と同じ手順で返信メールに添付もしくはFAXで送信願います。
石目の種類
新大谷石、細目、中目、荒目など。同じ石目でも一等品、一級品、特上品など質の良いものがございます。厳密な決まりはなく職人の判断で格付けされます。相対的に決まる場合もございます。補修用の場合は(1)と同じ手順で写真を送信していただければ、近い石目のものをご用意いたします。
数量
5本、10枚、1対など。
使用用途
室内の壁、ブロック塀の補修、ピザ窯、駐車場の敷石など
石目によって得意な場所や苦手な場所がございます。
納期
石目の中でも特に品質が良いもの、一級品、一等品、特上品などと呼ばれるものは採石中の石層によってあまり出ない場合がございます。納期はできるだけ余裕を持ってご依頼いただくことをお勧めいたします。
配送先
市町村名、現場・会社・自宅配送、法人様・個人様の情報が不足していると、正確な価格で御見積もり出来ない場合がございます。

大谷石の販売、施工、事故の補修などご相談承ります。大谷石の価格はお問い合わせください。

お問い合わせ:028-665-0567お問い合わせ:028-665-0567

>>Webからのお問い合わせ